技術提案事例

金型の喰い切り刃調整により、成形品の肉厚を安定化

課題について

ブロー成形金型の設計・製作において、取っ手のある製品の金型の場合、取っ手部分の肉厚の成形が安定しないことが課題にあります。中身が液体の場合、取っ手の肉厚部分の成形が安定しないと、液体の漏れが発生する可能性があります。また、特に液体が危険で漏れてはいけないものの場合、使用者の安全性を確保することがあるために考慮した設計・製作をする必要がありました。

当社の提案

取っ手部分の肉厚の成形を安定させるためには、喰い切り刃の設計が重要になります。当社では、喰い切り刃をテーパー形状にすることや、冷却回路の仕様内容を提案しています。それにより、成形を安定させることで、割れが発生しないようなボトルを成形をすることができます。
当社は、豊富なブロー成形金型の製造実績があり、生産性向上や安定した成形をするための設計・製作の提案をしております。金型の設計・製作において、お困りごとがございましたら当社にご相談ください。