製品事例
FPB処理で金型ミガキ工程を削減
事例詳細
こちらは、金型を磨く工数を削減することを目的として、金型表面にFPB処理(ショットピーニング処理の一種)を施した事例です。FPB処理を使用される前はマンパワーで機械加工後の加工目をミガキ落としておりましたが、FPB処理の活用により先方内のミガキ工程を無くす事ができました。
「金型」という性質上、成形される製品のエンドユーザ様品質をクリアする必要があります。当ケースでは先方が作成した機械加工サンプルにテスト処理を実施、FPB処理面の具合をエンドユーザ様と確認して頂いた上で新型にテスト処理を実施、成形に影響を及ぼさないこと、施工金型にて成形した製品の意匠面が製品機能上問題ない事を確認していただきました。現在も類似製品成形用金型の新型が発生した際はFPB処理をご愛用いただいております。
金型くん!メンテ改造ラボを運営する扶桑精工は、金型製作で培った豊富なノウハウを活かし、金型の生産性向上に寄与する表面処理をご提案します。さらに、他社製、海外製、古い金型のFPB処理もお引き受けします。離型性の向上や使用後の後処理工数の削減など、金型に関するお悩みがございましたら、扶桑精工までお気軽にご相談ください。