コラム

洗浄装置との接続方法について②

広範囲の金型水路は、区間を分けて洗浄することをお勧めします

1回に洗浄する範囲を決める際のポイント

金型の水路を洗浄するには、
「つながっている水路をまとめて洗浄した方が楽に洗浄できるのでは」
と思われるかもしれませんが、実は良い考えではありません。

洗浄範囲は小さい区間で区切った方が、洗浄効果が高くなるのです。
(弊社デモでは、一回に洗浄する範囲は20ℓまでを想定しています。)

そのため、広範囲を一度に洗浄してしまうと、小区間を複数回洗浄する場合と比べて、
洗浄完了までの時間が長くなり、非常にたくさんの溶液が必要になります。

1回に洗浄する範囲の例

参考として、一般的な各水路の容量を例示させて頂きます。

装置・配管・金型により異なりますが、通常は以下のような容量です。

容量は問題なくても、洗浄できない機器もあります

ポンプ、電磁弁、流量計の中には、
 「洗浄の結果流れてくる固形物」や
 「洗浄時の水圧」
に耐えられないために洗浄できない機器もあります。

洗浄できるかどうか分からない場合、
設備の情報をお伝えいただくことで判断できますので、気兼ねなくご相談ください。

まとめ

ここまで洗浄範囲の目安をおもに紹介させていただきました。
小分けに洗浄する意義をお伝えできたでしょうか。

弊社デモをご希望の場合は、このような特性をご参考に、洗浄できるかどうかご検討ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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